2004年04月22日
ご先祖様とピクニック?
沖縄コラム第8回目は「シーミー」と呼ばれる行事を紹介します。
先日行われた、スタッフの家庭のシーミーを取材してきました! 沖縄の一風変わった伝統行事です
お墓の前で、お弁当を広げ、お酒を飲み、大人数で騒ぎまくる。
話を聞いただけだとかなり罰当たりな行為に聞こえるかもしれませんが、実はこれ、沖縄のほぼ全ての家庭で行われる伝統行事なのです。
沖縄では4月初旬あたりになると、『シーミー(清明祭)』と呼ばれるお墓参りを行います。シーミーとは、太陰暦の「清明の節」に行われる墓参りのこと。
元々は中国から伝来した祖先供養の行事だそうです。スーパーなどでは「清明祭フェアー」と銘を打ち、お供え物や器物などが安くで売られます。
また、お墓参りと言っても、お経などは一切なく、家族や親戚が集まり、お墓の前でお酒や重箱料理などのごちそうを囲みながら宴会を行います。日頃疎遠な親戚同士が、祖先と一緒に墓前で食事をしながら親睦を深める、楽しいお墓参りなのです。また、沖縄のお墓は本土に比べて、とにかく広くて大きい!どんな小規模な墓でも、シーミーを行うスペースはきちんと確保されています。
お墓の形も独特で、最もポピュラーとされているのが「亀甲墓(かめこうばか)」というお墓です。屋根部がカメの甲のような滑らかな曲線をしたお墓で、子宮をかたどったものといわれており、人は死んでも再び生まれた場所へ帰るという帰元思想から作られたとされています。
この時期になると、あちらこちらのお墓で“ピクニック”をしている光景をみることができるかと思います。
(情報提供:照屋@沖縄)
ご先祖様にウートートー(お祈り)…
特別に用意したごちそうをみんなで
いただきます!おいしそ〜(^o^)
