2005年01月13日
まいう〜!お正月グルメ大賞!
明けまして、おめでとうございます。今年もじゅんにかー!?を宜しくお願い致します。
新年一発目のコラムはうちな〜んちゅのお正月をご紹介いたします。
新年一回目のじゅんにかーは、ちょっと変わった沖縄のお正月料理を紹介します。
そもそも、「お正月」とはどのような風習だったのでしょうか?実は、その昔新しい年の豊作と繁栄を願って五穀豊穣と子孫繁栄を司る神様を家に招いて祝うための行事でした。それが年を経るにつれ形を変えながら受け継がれてきたんですね。
沖縄のおせち料理は基本的にそのほとんどが郷土料理です。薄切りにした昆布と豚肉、切干大根を炒めた「クーブイリチー」や沖縄の炊き込み御飯「ジューシー」、豚の三枚肉を余計な脂分がなくなるまで煮込んだ「ラフテー」など様々な料理が盛り込まれています。
本土では、お正月になるとおせち料理やお雑煮などを食べますが、沖縄の場合、お雑煮のかわりに登場してくるのが、「中身汁(ナカミジル)」と「イナムドゥチ」の2種類のお汁物なんです。
中身汁は豚のホルモンをかつおだしと椎茸の戻し汁で、やわらかくなるまでとことん煮込んだあっさり系のお汁物です。「イナムドゥチ」は白味噌仕立てのこってりとしたお汁物です。豚肉や椎茸、かまぼこなどが入っています。
異なった味ですが、どちらもうちな〜んちゅが大好きなお汁物です。私たち取材班も勧めします。特に「中身汁」は大人も子供も年齢に関係なく人気があるんですよ。
個人的には、出来上がっている中身汁にねぎのみじん切りとしょうがのすりおろしをたくさん入れて食べるのが好きです☆しょうがを入れることによって味に深みがまして、これがまた美味しいんです!
中身汁とイナムドゥチは調理に時間がかかる上、目を離すことが出来ない手間のかかる料理です。前日から料理の準備をしてお正月を迎えます。ほんとお母さん方には頭が上がりません。感謝!!
また、沖縄ではおせち料理だけでなくオードブルなるものが必ず登場します。よく一度に親戚が集まること多いため、何かしら行事があるとオードブルを囲んでお祝いするんです!!うちな〜んちゅは何をするにしてもみんなでするのが好き♪
そこでみんなで集まりながら定番の泡盛やオリオンビールを片手に親戚みんなでお正月をお祝いします。だから、いつものビールや泡盛も格別に美味しい!みんなとにぎやかに過ごせば体もぽかぽかして冬でもこたついらずです!
沖縄の主なお正月料理を紹介してきましたがどうでしたか?健康の秘訣がわかったような気がしませんか?長寿の島沖縄を支える郷土料理は健康にも良いだけでなくとても美味しいので、ぜひ機会があったら試してくださいね♪
(情報提供:下地@沖縄)
お正月といえば、これ!
沖縄でもよく見かけます。
沖縄のお正月料理の定番、中身汁。
おせち料理というよりも、オードブルに近いですね。
親戚一同大集合!みんなで食べる料理は最高です。
2005年01月20日
祝★成人になりました
成人の皆様、誠におめでとございます。
今年はどんな若者が成人したのでしょうか。沖縄の成人式をご紹介しちゃいます!
さて、何かと世間を騒がせている成人式ですが
近年、新成人の式典でのマナーの悪さが問題視されていますが、その全国ニュース登場率は恐らく沖縄がナンバー1と言っても過言ではないでしょう。しかし、マスコミで紹介されたのはごく一部の騒動であり、全員がそうではありません。そこで、きちんとした「沖縄の成人式」をご紹介するため、1月9日に行われた那覇市と浦添市の成人式を取材してきました。
那覇市では異例の「地域分散」開催
まずは那覇市の成人式についてご説明を。2002年の成人式で新成人が騒ぎを起こして以来、那覇市では市主催の式典を廃止し、市内の中学校の全校区で行う「地域分散」で開催されています。人口の少ない沖縄で、市内の分散開催は本当に異例なんです。那覇市での分散開催は今年で3年目になります。
中学校での式典はまさに手作り成人式
那覇市の安岡中学校の成人式では、新成人の門出を祝うため、会場である体育館の入り口で、学校関係者や新成人の父母の方々が笑顔で出迎えていました。会場内ではスーツと着物に身を包んだ新成人たちが約100名ほど出席しており、開会宣言では「手作り成人式を有難う」と新成人から大人たちに感謝の言葉が送られていました。
和やかなムードの中、沖縄おなじみ余興も
この他にも、BEGINの「島人(しまんちゅ)ぬ宝」という唄(しまんちゅはウチナーグチで沖縄の人のこと)を出席者全員で大合唱したり、地域の人たちによるエイサーや三味線などが披露されたりと、沖縄らしい余興で式典を盛り上げていました。高校時代の同級生と会えないのは淋しいかもしれませんが、地域の人々が協力し合い、世代間の交流も深まるという点では、地域分散型の成人式はとても魅力的に感じました。
浦添市で発見!「琉装」新成人!
お次は浦添市。成人式での女性の格好は振り袖姿が一般的ですが、さすがは沖縄!浦添市民会館の成人式にて琉装姿の新成人を発見!「琉装」とは沖縄の伝統的な衣装のことで、女性の琉装は「ウミナイビ」と呼ばれ、黄色をベースにした紅型の着物、髪を結い上げる独特の髪型などがその特徴。成人式で琉装を身にまとう人は沖縄でも珍しく、恥ずかしがっていましたがお願い倒してやっと写真を撮らせてもらうことができました♪
最後に、「大人って何だろう?」
余談ですが、浦添市では昨年逮捕者が出たこともあり、会場の周りには約100名の警官隊が待機していて、指導員のような人が、横断歩道から若干ずれた場所から渡ろうとした新成人に対し、「邪魔だ!どけ!」と、車道の真ん中で交通の邪魔をしながら怒鳴っていました。マナーの悪い若者が増えてきていることは確かですが、「臭いものには蓋」というか、それを社会の力で無理矢理押さえつけようという大人が多いことも事実ではないでしょうか。今回の取材で、「大人って何だろう?」と改めて考えさせられました。
(情報提供:譜久村@沖縄)
成人の皆様、おめでとうございます☆
中学校で手作りの成人式。
昔の思い出がよみがえります。
振り袖も十分ですが琉装も負けていません!
これからは立派な大人です。
2005年01月27日
ムーチー食べて鬼たいじ!!
今回紹介するのは沖縄にしか存在しない行事、「ムーチーの日」。 一体どんな行事なのでしょうか。「ムーチー」とは??
昔むかし、首里金城に兄と妹が住んでいました
兄は粗暴であったので、首里を離れ大里の洞穴に住みつくようになり、兄はそこで人を食べる鬼になってしまい、近所の人々から恐れられていました。その噂を聞いた妹は兄の様子を見に行き、噂どおり本当に人を食べている兄を目撃しました。人喰い鬼になってしまい、村人に危害を加えるようになった兄を退治しようと、妹は鉄を入れたお餅を作り、兄に食べさせ崖から突き落として退治しました。
1月17日は「ムーチーの日」です
上記は沖縄で古くから伝えられている民話です。以来、この餅は鬼餅(ムーチー)と呼ばれ、この鬼を退治した旧暦の12月8日(西暦1月17日)の日に、沖縄の各家庭ではムーチーを作って食べることで厄(鬼)払いをするようになりました。本土での節分に近い風習ですね。沖縄でも節分は行われますが。ムーチーシーズンにはスーパーなどでも山積みで売られています。
で、「ムーチー」ってなんじゃらほい?
もちろん、鉄入りの餅を食べているわけではありません。ムーチーとは、餅粉を水で練り、サンニン(月桃)という葉に包んで蒸したお餅です。サンニンはしょうが科の植物で、「薬っぽい匂い」と「良い香り」、評判は分かれていますね。餅の味は黒糖、紅芋、白い餅などがあります。初めて食べる人は見た目に抵抗があると思いますが、これがまた美味しいんです!
「ムーチー」は縁起のいい食べ物なんです
ムーチーの日には、仏壇、かまど、神棚などにお供えして、家族の健康を祈願します。また、初めて赤ちゃんが産まれた家庭では「初ムーチー」といって親戚や近所などに配ります。子供の歳の数だけ食べるという慣わしもありますが、これは各家庭によって様々です。
「ムーチー」は冬の風物詩でもあるんです
ムーチーの日になると、沖縄にはかなり高い確率で寒波がやってきます。この季節の寒さを沖縄では「ムーチービーサ」と呼んでいます。ムーチーは沖縄の冬の到来を告げる風物詩でもあるんです。ちなみに、山積みまではいきませんが、最近では季節に関係なく年中ムーチーを置いているお店も多くなっています。まだ食べたことのない方は試しにおひとつ、鬼を退治してみませんか?
(情報提供:譜久村@沖縄)
スーパーに置かれたムーチー。
この時期の沖縄では当たり前の光景です。
良い香りがします☆
ムーチーはこうやって包まれているんですね!
ガブっ!見てるコッチはヨダレが出てきそう?★