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ムーチー食べて鬼たいじ!!

今回紹介するのは沖縄にしか存在しない行事、「ムーチーの日」。 一体どんな行事なのでしょうか。「ムーチー」とは??

昔むかし、首里金城に兄と妹が住んでいました

兄は粗暴であったので、首里を離れ大里の洞穴に住みつくようになり、兄はそこで人を食べる鬼になってしまい、近所の人々から恐れられていました。その噂を聞いた妹は兄の様子を見に行き、噂どおり本当に人を食べている兄を目撃しました。人喰い鬼になってしまい、村人に危害を加えるようになった兄を退治しようと、妹は鉄を入れたお餅を作り、兄に食べさせ崖から突き落として退治しました。

1月17日は「ムーチーの日」です

上記は沖縄で古くから伝えられている民話です。以来、この餅は鬼餅(ムーチー)と呼ばれ、この鬼を退治した旧暦の12月8日(西暦1月17日)の日に、沖縄の各家庭ではムーチーを作って食べることで厄(鬼)払いをするようになりました。本土での節分に近い風習ですね。沖縄でも節分は行われますが。ムーチーシーズンにはスーパーなどでも山積みで売られています。

で、「ムーチー」ってなんじゃらほい?

もちろん、鉄入りの餅を食べているわけではありません。ムーチーとは、餅粉を水で練り、サンニン(月桃)という葉に包んで蒸したお餅です。サンニンはしょうが科の植物で、「薬っぽい匂い」と「良い香り」、評判は分かれていますね。餅の味は黒糖、紅芋、白い餅などがあります。初めて食べる人は見た目に抵抗があると思いますが、これがまた美味しいんです!

「ムーチー」は縁起のいい食べ物なんです

ムーチーの日には、仏壇、かまど、神棚などにお供えして、家族の健康を祈願します。また、初めて赤ちゃんが産まれた家庭では「初ムーチー」といって親戚や近所などに配ります。子供の歳の数だけ食べるという慣わしもありますが、これは各家庭によって様々です。

「ムーチー」は冬の風物詩でもあるんです

ムーチーの日になると、沖縄にはかなり高い確率で寒波がやってきます。この季節の寒さを沖縄では「ムーチービーサ」と呼んでいます。ムーチーは沖縄の冬の到来を告げる風物詩でもあるんです。ちなみに、山積みまではいきませんが、最近では季節に関係なく年中ムーチーを置いているお店も多くなっています。まだ食べたことのない方は試しにおひとつ、鬼を退治してみませんか?

(情報提供:譜久村@沖縄)

ムーチー販売 スーパーに置かれたムーチー。
この時期の沖縄では当たり前の光景です。

ムーチー 良い香りがします☆
ムーチーはこうやって包まれているんですね!

味見 ガブっ!見てるコッチはヨダレが出てきそう?★

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